禁煙支援
世間的に禁煙志向が高まりつつある昨今ですが、なかなかやめられないという方も多いのではないでしょうか?
たばこをやめられないのは、意志の弱さではなくニコチンのもつ強い依存性が原因です。
このような喫煙習慣は「ニコチン依存症」といわれ、治療が必要な病気とされています。
たばこは吸っている本人だけでなく、周囲の人たちの健康にも受動喫煙という形で影響を与えています。
ご自身の健康のため、そしてご家族のために、この機会を利用して禁煙にチャレンジしてみませんか?
医療機関を受診すると、医師から自分に合ったアドバイスを受けられるほか、禁煙の治療薬を処方してもらえるので禁煙の成功率が高まります。
コスモスイニシアグループ健保組合では、禁煙を希望される方を対象に「禁煙外来の受診費用の特別補助」と「オンライン診療による禁煙プログラム」を実施しています。ぜひご活用ください。
禁煙外来補助
禁煙外来特別補助のご案内
概要および申請方法
禁煙外来を受診して、規定のプログラムを終了した方に、上限1万円までの実費を補助金として支給します。また、インセンティブとして、コスモスGOODポイントを差し上げています。(被扶養者分は被保険者に付与されます)
【対象者】
コスモスイニシアグループ健康保険組合の被保険者および被扶養者
【支給要件】
●保険診療受診可能となる要件に該当する方(ページ下部記載の条件参照)
●過去1年以内に禁煙外来を受診していない方
●下記の要領にて利用申請および終了報告(支給申請)を行った方
【申請方法】
下記の手順で「福利厚生倶楽部」会員専用サイトより申請してください。
申請はこちらから(福利厚生倶楽部ホームページ)
<申請時期>
プログラム(全5回)終了後2週間以内
添付書類・・・初回~最終回までのすべての領収書、診療報酬明細書
※領収証は、医科および処方箋薬局分が対象です。
<申請手順>
①福利厚生倶楽部にログインする。⇒ログイン方法はこちら
②トップページ「企業専用メニュー」内の「補助制度」より、該当する補助制度を選択し、必要事項の入力、添付書類をアップロードして、申請してください。
【補助金の支給】
●支給申請を受理した翌月の給与支給日に「健保給付金」として支給します。
●任意継続被保険者の方については、22日(休日の場合は前日)に給付金振込指定口座へのお振込となります。
●被扶養者の方の分については、被保険者へ支給または振込となります。
●申請内容に不備等がある場合、支給月がずれる場合があります。
オンライン禁煙プログラム
オンライン禁煙プログラムのご案内
概要および申請方法
直接医療機関へ通院することなく、P Cやスマホ、タブレットのビデオ通話機能を利用して医師のオンライン診療を受けることができます。処方薬を使用した2ヶ月のプログラムで、オンライン診療が4回、診察終了後10か月のフォロー付きです。
長期間の喫煙経験があり、禁煙の重要度が高く確実に禁煙したい方におすすめです。
☞プログラムの実施イメージを動画でご覧いただけます。<動画U R L:https://onl.sc/ysHwMux>
【対象者】
コスモスイニシアグループ健康保険組合の被保険者および被扶養者
【支給要件】
●過去1年以内に禁煙外来を受診していない方
●プログラムに最後まで参加いただける方
●プログラム終了後のアンケートにご回答いただける方
【申請方法】
下記のリンクよりお申込みください。
申込みはこちらから(株式会社リンケージ)
オンライン禁煙プログラム申込フォーム
【参加費用】
無料
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■禁煙治療プログラムとは
禁煙治療プログラムは、禁煙外来のある医療機関において、約3ヶ月間(12週間)に5回を目安として医師の診察のもとに行われるものです。
【治療内容の例】
(以下の内容は一例であり、医療機関やご本人の喫煙等の状況によって異なる場合があります。)
【1回目】初回診察: 【2回目】初回診察から2週目に再診し、喫煙状況の問診を受けます。呼気中の一酸化炭素の測定を行い、禁煙補助薬の追加処方などを受けます。 【3回目】初回診察から4週目の再診でも、呼気中の一酸化炭素測定とともに、離脱症状の確認や対処法などのカウンセリングや治療などを受けます。 【4回目】初回診察から8週目、③と同様です。 【5回目】初回診察から12週間目の再診が最終回、治療終了です。 |
●禁煙補助薬について
ニコチンを皮膚から吸収させるニコチンパッチとニコチンを含まない飲むタイプのチャンピックスがあり、初回診察時に医師が処方します。
ニコチンパッチ | チャンピックス | |
---|---|---|
薬剤内容 | 絆創膏のように皮膚に貼る薬剤 | 飲み薬タイプの薬剤 |
使用方法 | 皮膚(腕・お腹・腰など)に貼り、ニコチンを皮膚から吸収させる。1日1枚ずつ貼り、徐々にニコチン量の少ないパッチに切り替えていく(使用期間は原則として8週間) | 1日1~2回、禁煙を開始する1週間前から12週間服用 |
長所 | ・安定したニコチン濃度が得やすい ・皮膚に貼るだけで使用方法が簡単 |
・離脱症状の軽減効果 ・服用するだけなので使用方法が簡単 |
短所 | ・かぶれ、不眠などの副作用 ・口寂しさ |
・軽度の吐き気、頭痛、便秘などの副作用 ・口寂しさ |
治療費用の 目安(※) |
約13,000円程度 | 約18,000円程度 |
ご本人の体調、体質、既往歴などによってかぶれ、頭痛、便秘などの副作用がでる場合があります。詳しくは医療機関でお尋ねください。
※治療費用は医療機関や、治療薬の種類等により異なりますので医療機関でお尋ねください。
●禁煙外来受診にかかる治療費用
禁煙外来受診にかかる治療費用には、初診料または再診料、ニコチン依存症管理料、禁煙補助薬代、院外処方料などが発生します。自己負担額(3割負担分)は、禁煙治療プログラム期間(約3か月、12週間)で、おおよそ10,000円から20,000円程度です。
■参考)健康保険で禁煙外来を受診できる条件
健康保険で禁煙治療を受けるためには、以下の条件すべてに該当することが必要です。
(過去に健康保険で禁煙治療を受けたことがある場合は、前回の治療の初回診察日から1年を経過していないと、健康保険での受診はできません。ご注意ください。)
(1) 直ちに禁煙をしようと考えている
(2) 禁煙治療を受けることに文書で同意している
(3) 1日の喫煙本数×喫煙年数が200以上である
(4) ニコチン依存症を診断するテストで5点以上である
▼以下の設問のうち、「はい」と答えた数が点数となります。
設問内容 | はい 1点 |
いいえ 0点 |
|
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① | 自分が吸うつもりよりも、ずっと多くタバコを吸ってしまうことがありましたか。 | ||
② | 禁煙や本数を減らそうと試みて、できなかったことがありましたか。 | ||
③ | 禁煙したり本数を減らそうとしたときに、タバコが吸いたくてたまらなくなることがありましたか。 | ||
④ | 禁煙したり本数を減らそうとしたときに、次のどれかがありましたか。(イライラ、神経質、落ちつかない、集中しにくい、ゆううつ、頭痛、眠気、胃のむかつき、脈が遅い、手のふるえ、食欲または体重増加) | ||
⑤ | 上の症状を消すために、またタバコを吸い始めることがありましたか。 | ||
⑥ | 重い病気にかかって、タバコはよくないとわかっているのに吸うことがありましたか。 | ||
⑦ | タバコのために健康問題が起きていることがわかっていても吸うことがありましたか。 | ||
⑧ | タバコのために精神的問題が起きているとわかっていても吸うことがありましたか。 | ||
⑨ | 自分はタバコに依存していると感じることがありましたか。 | ||
⑩ | タバコが吸えないような仕事やつきあいを避けることが何度かありましたか。 | ||
「はい」と答えた数 |