ジェネリック医薬品について

年々増え続ける国民医療費の抑制につながると期待されている「ジェネリック医薬品」。先発医薬品からジェネリック医薬品に変更することで、皆さんのお薬代の負担が軽減でき、さらに医療費の節減にも大きな効果が期待できます。コスモスイニシアグループ健康保険組合では、皆さまへジェネリック医薬品のご活用をお勧めしています。ジェネリック医薬品について正しく理解し、積極的な利用にご協力ください。

ジェネリック医薬品とはどんな薬?

ジェネリック医薬品は、厚生労働省が先発医薬品と同等と認めた医薬品です。先発医薬品の特許満了後に、有効成分、分量、用法、用量、効能・効果が同じ医薬品として新たに申請され、製造・販売される安価な医薬品です。製品によっては、先発医薬品よりも飲みやすい工夫をされたものもあります。

なぜ先発医薬品よりも安価な値段なの?

先発医薬品の開発に多大な年月や投資が必要とされるのに対し、ジェネリック医薬品の開発期間は3年ほどと短く、研究開発費用も安く抑えることができるので、それが薬価にも反映され、低価格で提供することができます。

ジェネリック医薬品を選択するとこんなにお得

ジェネリック医薬品のお薬代は先発医薬品の2割~7割、平均して半額です。風邪など短期間しか服用しない薬ではさほど変わりませんが、脂質異常症や高血圧症、糖尿病といった慢性的な病気やアレルギーなどで長期にわたり薬を服用する人の場合は、大きく薬代を減らすことができます。

今飲んでいる薬をジェネリックにするには?

切り替えが可能かまずは医師、薬剤師に相談しましょう。先発医薬品からの変更を希望しても、対応するジェネリック医薬品が製造・販売されていないものもあります。処方箋の「変更不可」欄に「×」「✓」及び医師の署名がなければ、ジェネリック医薬品への変更ができます。使用が不安な場合は、短期間ジェネリック医薬品を試せる「分割調剤」も可能です。

■ジェネリック医薬品についてもっと詳しく知りたい方はこちら

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